深夜にホワイトデーをうらむ
いささか旧聞に属しますが、毎度狂乱のバレンタインがおわりました。
来月はホワイトデーです。
1ヶ月前に女性がバレンタインについて騒いでいたほど、ホワイトデーについて男性が騒いでいないのは明らか。
女性のほうは、チョコレートは手作りがいいかいやいや手作りでは重すぎるのではないか、それにもし万一失敗した場合取り返しがつかないし、では買うとしたらどのブランドがいいか、ある程度名が知れているほうがいいが昨今ゴディバもやけに一般化しちゃったし、かといってあまりにマニアックすぎると相手がわからなくて価値が伝わらない、味がおいしければわかりやすいけど一個一個おいしいかどうか確認してるわけにもいかず、大体おいしさなんて主観だから自分がおいしいと思っても相手はどう思うかわからないし、そもそも相手はチョコレートをそんなに食べたいだろうか、個数でいうと何個入りが妥当だろうか、チョコレート10個ももらっても食べきれないだろうし、かといって3,4個入りでははしみったれてるし間をとって・・・・・・・・などなどモンモンとするんですが。
男性で、ホワイトデーについてこんなにがんばってる人は一人もいないんじゃなかろうか。(こんなモンモンとする人もヤだけど。)
私自身いままで、いろいろな人にいろいろなチョコレートをあげてきましたが、黙殺されることもしばしば。とくに私の場合誕生日が3月なので、合同にされてお茶を濁されるパターンも多いです。(特に夫)
バレンタインデーっていうのは、女性がかってに騒いで自分ら自身が楽しむ行事だっていう見方もできるけども、それにしてもこのギャップはひどい。
なぜ世の男性はこんなにホワイトデーについて無関心なのか?
ひとつにはまず、ホワイトデーって言う習わしが、バレンタインと同様、とってつけた作り物の行事だから。ってのがあると思いますが、じゃあなんでバレンタインはあんなに盛り上がってるのに?
もうひとつの理由としては、ホワイトデーはあくまでバレンタインデーに対する「お礼」という、言い換えれば受け身の姿勢を示す日なので、バレンタインっていう攻め(ってほどでもないが)の日とはテンションが違うってこと。
でもやっぱりなんといっても私が問題視するのは、「バレンタイン=チョコレート」というような明確な商品がないってことであります。
一般的な男性にとって、買い物ってのは必要がない限りしたくないもの。その人たちにとって、「ホワイトデーだから、○○を買うべし」という明確な指針もないのに、「とにかく何かしら買って返さねばならぬ」という状況は、女性が思う以上に面倒で、逃げたい、黙殺したい状況であると推測されます。
一部、「ホワイトデー=キャンディ」というような動きもありますが、キャンディっていろいろな意味で限界があります。限界とは、
1.高級感が出せない
2.バリエーションが少ない
3.日持ちしない
4.キャンディがものすごく好きという状態はありえない(チョコレートはある)
5.いっぺんにたくさん食べれない
ってなところです。
さらに、キャンディとチョコレートに共通する良い点というか、ギフトとしての要件をあげると
6.かさばらず、軽い
7.たいていの人は嫌いではない
8.手離れがよい(食べてなくなる)
ということでしょうか。
まとめると、そこそこ安価~高級なものがありいろいろなブランドもあって日持ちするしものすごく好きにもなりうるし、いっぺんにある程度の量をさばけて、かさばらず軽くたいていの人は好きで手離れがよい商品カテゴリといえば?
いまのところ、チョコレート以外でこの要件を満たすのは、紅茶とかお茶系くらいかなーと思います。
どうでしょうね?
お茶なら、ティーポットとかカップなど周辺商品への展開も考えられ、ビジネス的にもいいことになります。マイセンやらヘレンドのティーセットなんて、普段は飛ぶように売れるものではないでしょうが、ホワイトデーに向けて大商戦になったりして・・・。夫婦だったら、毎年1つずつカップをそろえていったりとか・・・。男性から見ても、優雅にお茶なんか入れてる女性像って素敵っぽいじゃないですか。電車男でもベノアティー&エルメスのカップがひとつの萌え材料でしたよね。
アフタヌーンティーあたりがこういうのを仕掛けるべきですよねー。または百貨店とか。ていうかみんな一応ホワイトデー商戦してますけど、ビジョンがないから毎度毎度おざなりなんですよ(怒)
別に、ビジネスのためっていうより、毎年毎年、今年限りで卒業しよう来年は手抜きしようと思いつつ、ついついバレンタインにがんばってしまう世の中の女性たちの救済のために、誰か人肌ぬいでくれないじゃろうか。

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